義弟とはかれこれ4年ぐらいの付き合いで、嫁の妹と結婚したナイスガイである。普段は無口であるが、二人になると結構いろいろと話せる仲だ。お互い、嫁たちの実家に大変お世話になっているので、共感できることも多々あるのである。
その義弟は、とにかく酒に強い。強いという言葉では表せないほど強い。酒を酒と思っていないのかもしれぬ。彼にとって酒は栄養ドリンクのようなものなのである。彼より強い人間にあったことはない。
そんな彼がワインにはまり、私もそれにおともすることになったのだ。
私もかねがね、ワインに詳しくなりたいと切望していたので思いが一致した。近くの書店にて、ワイン手帳を購入し、それとワインを見比べながら分析し、味わうのが、いわば我々の楽しみというか、趣味になっているのである。
ではさっそく、今日飲んだワインを紹介しよう。
1本目は、ブルゴーニュの白ワインである。マダム・ルロワがギャランティしたワインで、浜松遠鉄デパートで、4本1万円の代物である。コルクを開けると、乳幼児の香りがした。乳幼児をもつ我々にとっては、なじみのあるミルキーな香りである。味は、白のさわやかさを感じつつも、のどごしは大人の苦みがあり、2つの味が楽し めた。赤に比べ飲みやすいため、いつもよりあっさり飲み干してしまった。
2本目は知人から頂いたイタリア、ピエモンテ州産の赤のスパークリングワインである。赤のスパークリングなんて、なかなか手に入らないので、大変楽しみにしていた。その名もルーベンス。飲んでみると…
アルコール度数がビールほど、マスカットにモスカートロッソなど、赤系のブドウを混ぜたものでフルーティで、女の子が好きそうな味である。この甘さはマスカットの甘さと、一口でわかるくらい香り高い。これまた一気に飲み干してしまった。
来週は我々の原点、ボルドーに戻る予定である。
ブルゴーニュ グランド オーディナリ2008 マダム・ルロワのギャランティ |
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